2種類ある就労継続支援
障害や病気などによって普通に働くことが難しい人を対象に、就労できる場所の提供や能力の向上などを目的としている支援が就労継続支援になります。
就労継続支援には2種類存在しているのですが、1つ目は就労継続支援A型、もう1つは就労継続支援B型です。
会社で一般の人と同じように勤務するのが難しい状況はあっても、雇用契約に基づいた就労が可能である場合には、雇用契約を結んで一般就労を目指すことも不可能ではありません。
そのための支援が就労継続支援A型となります。
中には雇用契約に基づいた就労も不可能である人もいるでしょうが、このような場合には雇用契約を結ばずに、無理のない範囲で就労を行うようになります。
そのための支援が就労継続支援B型となります。
双方とも雇用契約の有無は関係していますが、利用期間や人員基準などの定めは設けられておりません。
民間企業でも就労継続支援を行っているところがたくさんあります。
日立市で就労継続支援を行っている会社
茨城県日立には、株式会社あかつきという障害福祉サービスを行っている会社があります。
株式会社あかつきでは、日立市に4つの事業所を設けて業務を行っているのですが、その業務が就労継続支援になります。
4つある事業所のうち、1つは就労継続支援A型となっており、2つは就労継続支援B型となっています。
残りの1つは共同生活支援施設となっていて、主に介護などを行っているのです。
今の日本には働きたくても働けない人が大勢いるのですが、政府がきちんと支援を行わないので、民間企業がいろいろな支援を行うために取り組んでいます。
障害がある人でも安心して働けるところを探すのはとても大変なので、面談を行いながら本人の希望や目標を聞き、最適な場所を探せるようにしているのです。
特に雇用契約を結ばずに働く就労継続支援B型の場合には不安もたくさんあるでしょう。
このような不安を少しでも取り除き、安心してもらうことも就労継続支援業者の務めなのです。
