利用時間は施設によって異なっている
鹿児島にも複数ある児童発達支援施設ですが、きちんと利用時間が決まっています。
ただし、利用時間は同じ鹿児島県内であったとしても、施設によって異なっているので注意が必要です。
では、どのような時間のタイプが存在しているのかを見てみると、保育園や幼稚園のように、朝に施設まで来て夕方に帰宅する通園タイプ、朝から昼にかけては保育園や幼稚園に通い、保育園や幼稚園が終わった後に施設に来る通所タイプ、療育に限定して通うタイプがあります。
もちろんこの3つ以外にもいろいろなタイプがあるのですが、大きく分けるとこのような事例が多くなっているのです。
まずは鹿児島県内のどこの児童発達支援施設に通うのかを決めるために、情報収集を行いましょう。
よさそうな児童発達支援施設を発見したらよく情報を集め、不明な点や不安な点などは事前に問い合わせをしておくべきです。
利用回数はどうなっているのか
鹿児島県内に限らず、児童発達支援施設では、受けられるサービスの回数が決められています。
現在置かれている利用者の環境などを十分配慮して審査が行われ、その後1ヶ月に何回サービスが利用できるのかを決定するのです。
例えばもう普通に言葉を話せてもよい年なのに、言葉がうまく話せない子供がいる場合には、週に2回言語聴覚療法士を交えて訓練を行い、週に1回うまくコミュニケーションが取れるように、指導員に対して言いたいことを伝える練習を行うなどです。
もちろんこれは一例にすぎないので、子供や保護者の状態によってさまざまな利用計画が立てられるのです。
利用には当然費用が掛かってしまいますが、現在では生活が苦しい家庭も多くなっているので、国や地方自治体から9割が給付される仕組みになっています。
残りの1割のみが自己負担となっているので、それほど負担になることはないでしょう。
他にも負担軽減処置などがあるので、サービスの利用回数や費用のことでわからない点があれば、事前に聞いておくべきです。
