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私のウォルマート商法から改めて小売店とは何かを考える

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まったくのゼロから巨大小売店グループを築いた

サム・ウォルトンは、決して裕福な家庭の出身でも、父の地盤を引き継いで拡大させたわけでもありません。

アーカンソー州(クリントン元大統領の拠点として知られる)というアメリカでは田舎とされている地域で小さな用品店を立ち上げたことからスタートしました。

 

最初は慢性的な資金不足から、ひたすら借金を繰り返し、子どもがそれを嘆き悲しむ作文を読ませてしまったという生活だったそうです。

社員もほとんどいないため、自分でトラックを運転して婦人下着の買い付けを行うということも当たり前のように行っていました。

 

ひたすら研究し、節約して利益を絞り出しということをストイックに行い、アーカンソー州から徐々に全米に店舗を広げていく話です。

 

とにかくストアコンパリゾンを徹底する

サム・ウォルトンはとにかくストアコンパリゾンを重視することで知られていました。

ストアコンパリゾンとは競合店の視察のことです。

 

どんなお店であっても自分の店よりも優れていることはあると判断し、長所を見つけては真似をするということを繰り返したそうです。

そして、良いと思ったことを常に実験して、挑戦し、自分たちの店の強みにしていきました。

 

また、サム・ウォルトンは人たらしでもあり、ライバル店なのに店員と気さくに話して情報を仕入れてしまうという力も持っていました。

 

質素に生きることで消費者と向き合える

サム・ウォルトンはとにかく質素でした。

アーカンソー州の牧場のような家からぼろぼろの車で移動し、町内でも一般の人と同じように話をしていたそうです。

 

多くの企業がビジネスジェットを利用する中、古いプロペラ機の自社飛行機で移動するなど節約にも努めていました。

どんな優良企業でも浪費でダメになる、こちらが1ドル節約すれば、相手より優位に立てることを徹底した結果です。

 

まとめ

サム・ウォルトンは世界最大の小売店グループであるウォルマートを一代で築いた人物です。

アーカンソー州の小さなお店から自分で仕入れを行いつつ、たくさんの借金をしながら競合店を研究したり、新しい挑戦をしたりすることで成長させたといわれています。

 

また、より多くの利益を出して店を発展させるために質素な生活を徹底して行い、コスト意識の非常に高い人物でもあったようです。

全てをマネできるものではありませんが、見習うべきところは多い人物です。