自然エネルギーで生活する!eco情報から節約情報まで

私が毎日意識しているエコなことを毎日発信しています

基礎工事するのに資格は必要??

住宅を建てる場合たくさんの工程があります。中でも土台となる基礎工事は重要な工程となります。栃木で基礎工事を行っている会社でも社員募集を行っていますが、基礎工事を行うにあたって、何か資格が要るのでしょうか。建物の土台部分を担うのが基礎工事ですから、何らかの資格が必要な気がしますが、実際のところはどうでしょうか。
実は特別な資格が必須なわけではありません。「必須ではない」というのは、それがなければ仕事ができないというほどの資格がないという意味で、これらの仕事に従事する人は多くが何らかの関連資格を持っているのが望ましいとされています。正しい知識を持っていることの証しになりますからね。では、どういった資格があると良いのか、見ていきましょう。

望ましい資格「基礎施工士」

ここで紹介するのは「基礎施工士」です。一般社団法人日本基礎建設協会が主催、認定する民間資格です。合格すると、基礎工事の「場所打ちコンクリート杭工事」に関する技能を有していると認定されるとともに、履歴書に「基礎施工士検定試験に合格」と記載できるようになります。受験資格は最終学歴によって異なります。
実務経験として必要な期間は最短で大学の指定学科を卒業して実務経験1年6カ月以上、最長で中卒後に8年以上となっています。毎年11月ごろに試験が行われます。選択問題と記述問題からなる学科試験のみのようですね。試験内容は「アースドリル工法」「リバースサーキュレーション工法」「オールケーシング工法」「地中壁杭工法」などです。気になる合格率は30%ちょっと程度です。
基礎工事はたくさんの人が関わる仕事です。そして。これまで述べてきたように、全ての土台になる工程であり、新たな建物を造る全工程のスタートでもあります。そういう意味で、重要性の高さは疑いようがありません。次回の記事では、こうした基礎工事の工程に従事している人の働き方や待遇について、まとめてみたいと思っています。