きゅうりとどんな野菜なの
ウリ科キュウリ属のつる性一年草です。
古代から栽培されており、インドのヒマラヤ麓から東の国に向かって渡ってきました。
日本には平安時代から栽培はされていましたが、一般的になったのは大正時代以降です。
きゅうりは、黄色瓜と呼ばれていました。
成熟すると身が黄色くなるからです。
私たちが食するのは未熟な緑色の時です。
きゅうりには、白いイボと黒いイボがあります。
9割が白イボです。
現在は品種改良されて、イボなしのものがあります。
お店で買う時の選び方は、張りがあって、太さが均一で、イボが尖っているものが良いでしょう。
日持ちがしないので2、3日のうちにいただきましょう。
冷蔵庫で保存する場合は、水分を取って縦置きにすると長持ちします。
いずれにせよお早めにお召し上がりください。
きゅうりは、栄養がないと言われていました。
カロリーが低いからということから広まったのでしょう。
宮崎のきゅうりはカロリーが低いですが、かみごたえがあり、食べ過ぎを防ぎます。
ビタミンやミネラルも含まれていて、身体の余分な水分や塩分を排泄してくれます。
ほとんどが水分で出来ているので、水分補給にも適しています。
宮崎ではなぜきゅうりの栽培が盛んなのか
きゅうりには冬春きゅうりと、夏秋きゅうりがあります。
出荷時期によって分けられます。
宮崎は、年間通して温暖な気候で快晴日数も多いことで、全国トップクラスです。
きゅうりは低温や日照不足に弱い作物です。
宮崎の環境が、キュウリの育成とってよい環境であるといえます。
栽培方法には、夏は露地栽培ですが、近年はハウスがメインとなっています。
年間通じて均等した収穫数の確保が、出来るのです。
宮崎のきゅうりは、全国収穫量のシェア11%程度を占めています。
県や市をはじめ農業法人は宮崎のきゅうりを一緒に栽培してくれる方を募集しています。新しく農業を始める方を支援する制度を豊富に備えています。
未経験者でも、全国から歓迎しています。
世界に輸出する美味しい胡瓜を一緒に作ってみませんか。