2年ほど前に亡くなった叔母は長い事自宅療養を続けていました。
その時お世話になったのが名古屋の訪問看護ステーションから派遣された訪問看護師さんです。
とても親切で気の利く明るい看護師さんで、いつも来てくれるのを楽しみにしていました。
糖尿病から脳梗塞を発症して長い療養生活に
50代の頃に発症した糖尿病で食事制限やインシュリン投与を行っていましたが、合併症で脳梗塞になってしまいました。
リハビリを頑張って日常生活には困らない程度には回復したのですが、今度は脳出血を起こしてしまいました。
脳梗塞にはワーファリンのような抗凝固薬を服用しなければならないのですが、もろくなった血管が切れて脳出血を起こすと薬のせいで血が止まらないという大変なことになってしまったのです。
回復した時には長期旅行もできるようになったのですが、車いす生活から最後には寝たきり状態になってしまい、話すこともほとんどできなくなってしまいました。
毎週訪れてくれる訪問看護が楽しみに
寝たきりの生活でしたが、毎週訪れてくれる訪問看護師さんが楽しみになっていました。
介護ヘルパーの方とお風呂に入れてもらった後は、血色もよくなり、とても気持ちよさそうにしていました。
話ができなくても言葉をかけてくれるのはわかるようで、優しい看護師さんの声掛けにうれしそうにしていた姿が思い出せます。