災害が最近多いような気がします。
私自身も東日本大震災では千葉県の職場にて帰宅困難になり、北海道胆振東部地震では実家でブラックアウトを3日間経験しました。
といっても生活が不便になったぐらいでしたが、もし大きな災害が起きたときに備え知識を入れておこうとこの本を読みました。
子供向けだけど大人でも災害対策の基本を学べる本
若い時は災害なんて他人事、巻き込まれることはほとんどないと思っていましたが、2つの大きな災害を経験し日常生活の我慢を強いられた身としては、災害が他人事ではなくなりました。
この本はJr.とタイトルに書いてあるとおり子供向けの災害対策マニュアル本ですが、仕組みがわかりやすく書いてあるので大人だけ読んでも勉強になります。
災害ニュースをよく見ている大人でも実際に体験しないと災害の怖さが分からないので子供はもっと実感がないはずです。
子供がいる人は一緒に読むといいと思います。
子供向けだから読みやすい
災害発生時間にから何時間後、こんな問題が起きました。
じゃあどうしようというストーリーになっているので一読すると実際に災害が起きたときに次起こりそうなことが想像できるようになります。
災害時って何が起こるのか分からない不安がありますよね。
でも想定できればさほど怖くなくなりそうです。
具体例がわかりやすい
東日本大震災の時はみんながパニックになりスーパーでは水が売り切れました。
当時私はなんとか家に戻れて、たまたま安くて買っておいた大量のミネラルウォーターがありましたが、もし自宅に戻れなかった時はどうしたらいいのか?というような具体例がこの本に書いてあります。
例えば濾過をするための道具が一覧となっていています。
さらにこの道具があればこの順番でできる、他にもこの道具でもできるというように応用例まで書いてあるので災害時にアレじゃなきゃできない!というような焦ることもなさそうです。
飲み水以外にもきれいな水は必要ですし、大自然の中で取り残された時に役立ちそうです。
読むだけでも役立つ
この本は実際にやってみよう!というページも沢山ありますが、実際にやってみるまでもなく役立つ情報も書いてありました。
助けを呼ぶ時も建物があると聞こえないから道具を使おう、非常時は救助に見つけられやすい服を着ようなど覚えておくだけで助かりやすくなる情報が書いてあります。
非常袋に入れておきたいものも書いてあります。
今までは売られている非常袋をセットで買って置いてあるただけでしたが、この本を読んだ後に追加でいろいろなものを用意しました。
特に冬場の災害は寒さとの戦いになると思うので防寒具を多めに入れておきました。
まとめ
災害に巻き込まれた経験はありますが、究極のサバイバルは経験したことがありません。多くの人がそうだと思います。
しかし、もしものときに備えてて困ることもないですよね。
災害に対して親子で心構えができるというのがこの本の最大のメリットです。
我が家はこの本を読んだ事により非常用袋のサイズが二回りほど大きくなってしまいましたが、安心して暮らすにはそのぐらいで丁度いいと思っています。
どうぞ一度読んでみてください。