20代前半の頃はコンビニ弁当、外食続きでも全然気にならなかったのですが、年齢を重ねるにつれて美容・健康のためにも毎日の食生活が気になり始めました。
コンビニ弁当ばかりだと力も出ないしお肌の調子も良くない気がする、、かといって働いて帰ってきてからだと自炊する体力も残っていない、、
そこで、手間暇かけずにシンプルな素材で簡単にできる自炊料理の本を探していたところ、目に入って来たのが「おくすり味噌汁114」という本です。
味噌汁は、味噌自体が大豆から作られていて貴重なたんぱく質ですし、身体もあたたまります。
作り方もそんなに手が込んでいないので、不精な私でも簡単にできる自炊料理です。
その味噌汁が114種類も楽しめるなんて、これ一冊クリアするだけでも色々なレシピを覚えられて良さそうだと思い、読んでみることにしました。
味噌汁の基本について教えてくれる
実は知らない人も多そうなだしの取り方や、味噌の選び方、味噌汁に合う「おくすり食材」の効能まで、丁寧に説明してくれています。
私は料理を全て自己流でやってきていたので、実は味噌汁のちゃんとしただしの取り方なんて知りませんでした。
時間がない時はだしなど取っていられませんが、休日の朝などゆっくりした時間がある時は、だしを取った美味しいお味噌汁を作るだけで、何か気持ちに余裕が生まれて良い日を迎えられます。
効能別の味噌汁レシピ紹介
本の中では、「体を温める」「デトックス」「消化を助ける」「心に効く」など、それぞれの効能に合ったお味噌汁のレシピが紹介されています。
私が自分で作ってみて一番美味しかったのが、玉ねぎとベーコンのお味噌汁です。
どちらも簡単に手に入る安い食材で、玉ねぎの辛味成分が血のめぐりを良くしてくれるそうです。
寒い時に作って飲むと、身体が芯から温まり良い感じです。
味噌玉の作り方
数年前だと思いますが、手軽に味噌汁が作れる「味噌玉」がTVでも紹介され一時流行りましたよね。
味噌と具材を合わせて、ラップでおにぎりのように包んでおけば、朝の忙しい時間帯でも味噌玉をポンとお椀に入れて、お湯を注ぐだけで簡単に味噌汁ができます。
味噌玉の紹介ページでは、自分ではあまりやらないような珍しい食材の組み合わせも紹介されていて、どれも試したくなります。
休日時間がある時に、平日分の味噌玉をひたすら作るのもストレス解消になりました。
まとめ
たかが味噌汁、されど味噌汁。
店頭で何気なく手に取った本でしたが、この本に書いてあるレシピを作ってみることで、色々な発見がありました。
忙しい毎日の中でも、時間を見つけて温かい美味しい味噌汁を作ると、心もほっこりしますし、身体の調子も良い気がします。
114あるレシピのうち、まだ50程度しかクリアできていませんが、まだまだチャレンジしてみたい変わりレシピがたくさんあります。
その日の身体の調子から、得たい効能を持っているお味噌汁を選ぶのもなんだか楽しいです。
外食続きで少しは自炊しなきゃ、、と思っている方も、この本に書いてあるお味噌汁なら、簡単でチャレンジしやすいと思います。
これからの冬の季節には特に、「おくすり味噌汁114」読んでみてはいかがでしょうか。