児童発達支援とは、障害のある0歳から6歳までの未就学児が自立支援を受けるための制度の事です。保育園や幼稚園と同じように集団生活の中で多くの事を学ぶ機会が設けられています。
児童発達支援とは？
現在、高崎市の出生人数は2,500人とされています。そのうち児童発達支援を受けるお子さんは年々増加しているとの報告があります。
日頃の子育ての中で、わが子の成長に喜びを覚えつつもちょっとしたことで不安になったり、乳幼児健診で発育や発達の面で何かしらの指摘を受ける場合も少なくありません。そういう時にご家庭での相談などもまとめて支援してくれるのが「児童発達支援」なのです。
具体的にどういうことをしてくれるの？
では具体的にどういう支援をしてくれるのかをご紹介します。まず通園方法ですが、保護者の方と一緒に療育を受けるタイプ、送迎付きでお子さんだけ通園するタイプ、保育園や幼稚園から帰宅した後に通園するタイプ。この３パターンが主になります。
支援内容はお子さんや保護者の状況を加味しながら、お子さんの状態に合わせて計画が組まれます。例えば、多動やパニックなど行動面に不安がある場合は、お子さんには感情をコントロールする訓練を、保護者の方にはお子さんへの接し方のサポート。言葉の遅れが気になる場合は、お子さんには気持ちや要求の伝え方の訓練を、保護者の方にはお子さんが伝えやすいように促す方法のサポートなど、しっかりとした体制で支援をしてくれます。
支援を受けるに必要なものは？
障害というと、何か特別な手帳が必要なんじゃないの？と心配になりますが、お住まいの市区町村の窓口で「障害受給者証」を申請すればOKです。受給者証が発行されれば施設への通所も支援も受けられますよ。
高崎市では「障害のある子どもが住んでいる地域で療育や支援を受けやすくするために設けられた障害福祉サービス」と位置づけていて個別相談にも応じています。
高崎市内には児童発達支援の施設が多くありますので、少しでも気になった方は気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
