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ただ流すだけじゃない!関東のコンクリート圧送とは?

建設現場で用いられるコンクリートは、セメントや砂、水、さらに砂利を混合させて打設されていきます。
この一連のコンクリート作業の中に含まれるのが、コンクリート圧送と呼ばれる作業です。
関東の様々な現場で行われるこの作業は、職人技の光る分野であり、安全面にも十分配慮する必要があります。
今回は、そんな関東のコンクリート圧送について解説しましょう。

コンクリート圧送とは?

コンクリート圧送は、現場で生コンクリートを施工箇所まで送り届けることがメインです。
この届ける作業は油圧ポンプを使うことがほとんどで、その操作が主な業務になります。
ただ、筒先作業と呼ばれる、直接コンクリートを流し込む作業もあるので、その作業には技術や体力、経験が求められます。

コンクリート圧送で注意していること

関東に限らずコンクリート圧送の作業は様々な注意を払って施工されています。
それが気象条件、配合、打設場所の検討、安全性の配慮といったものです。
気象条件によって圧送作業も大幅に変わってきます。
たとえば、雨天時や雪の中の作業も行われることがあり、小雨のや小雪であれば確実に圧送が行われます。
特に関東は、大雪になることが少ないため、多くのケースで冬の作業も行われますが、それらの状況は他の季節に比べて気温や湿度などが大幅に異なるのも事実です。
そういった点に配慮して圧送する必要があるのです。

配合も重要といえます。
すでにミキサー車で配合されているとは言え、最適な配合かどうか念のために判断して施工しています。

打設場所も重要です。
コンクリートは一定時間で硬化し、品質が落ちることも少なくありません。
しかも、一度圧送が始まると中断できないのです。
そういった点を考慮してどこから圧送を開始するかといった判断も求められます。

最後は、安全性の配慮です。
どの建設業務や関東、関西の場所に限らず求められることですが、安全については最も配慮しなければなりません。
圧送は基本的に殺傷力のある工具を使用するわけではありませんが、それでも高圧のコンクリートは、向け方を誤ると大変な労働災害に発展する危険があります。
そういった点を知ったうえで作業することが求められるのです。