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愛媛県では電気工事士にならない方がよい?給与や住宅着工数傾向から理由を解説!

建物等の電気設備を安全に守るため、工事内容によって一定の資格を持っている人しか電気工事を行ってはいけないと法令で決められているため、電気工事士が存在しています。

実際の給与と、近年の住宅着工数を調査し、愛媛県における電気工事士の現状についてみてきましょう。

愛媛県における電気工事士の給与相場

電気工事士全体の平均年収は413万円と言われています。
愛媛県における電気工事士の平均年収は約383万円ですので、全体と比較すると低い傾向にあることが分かります。
もちろん、全体的に年代・学歴・勤続年数によって給与には変化があり、高卒と大学院卒の学歴の差があると、5~6万円ほど初任給に差があります。

愛媛県の住宅着工数推移は減少している

令和4年11月の愛媛県産業政策課のデータから、新設住宅着工数は弱い動きとなっていて、前年同月比から35.5%減少していることが分かりました。着工戸数を利用関係別にみると、持ち家は前年同月比から20.3%減少、貸家は51.5%減少となっており、分譲住宅のみ33%増加していることが分かりました。
また住宅着工床面積25.5%減少しており、全体的に見ると、減少傾向にあることが分かります。

そのため、電気工事の仕事も今後少なくなる傾向にあると言えるでしょう。

IoTやEV設備分野で需要が高まる可能性も

ここまで、愛媛県の電気工事士になる際の懸念点についてご紹介してきましたが、明るいニュースもあります。
それはIoT・EV分野の電気工事です。

近年のlotやEV技術の発達により、一般住宅等にもEV設備を施工する場面が増えてきています。

電気自動車の充電設備の設置は、「第二種電気工事士」以上の資格を持っている事業者に依頼する必要があります。充電器の設置工事の内容は、分電盤から電線をひき、充電用コンセントを取り付ける工事のため、有資格者の存在が重要視されると言えます。


これまでに必要とされてきた部分にプラスして、需要が高まってきたlotやEV設備において、電気工事士の仕事幅が増える可能性もあると言えるでしょう。