・外構工事とは？
ガレージ・カーポート・門・アプローチ・塀などを総称して、外構と言います。
外構について説明する前に、住宅の構成について触れておきましょう。当たり前ですが、住宅は土地と建物で成り立っています。土地は建物の周りも、含まれています。門・塀・ガレージも、住宅の周りにある土地の上に建てられているはずです。つまり外構工事とは、必要に応じて塀・ガレージ・門などを設置するための工事を指します。特別に工事をしなくても、新築の時点で門やガレージがついている所はあるかもしれません。
・既に完成してるから必要がないのでは？
新築時に既に外構が完成されているのなら、外構工事は必要ないと思われるでしょう。新築当時と現在とでライフスタイルに変化がなければ、筋が通る話です。しかし「いつまでも同じ」という訳にはいきません。
例えば子供が生まれて家族が増えたとします。すると自転車やベビーカーを保管するスペースは、どうしても必要になるでしょう。最近は何かと物騒なので、防犯対策も施したいところ。既に塀が建てられていたとしても、簡易なものならば簡単に突破されるでしょう。
・コストが引っ掛かる
外構工事を行う上でネックになっているのは、コスト面も大きいかもしれません。どこにどういった工事を施すかにもよるので、一概には言えないのは正直なところです。場合によっては、数十万円かかることもあるのです。
でも必要最低限の工事に抑えるのなら、かなり安い値段で対応も可能。千葉で外構工事を行う場合、塀の補修工事で3万円ぐらいで済んでいる事例もございます。
・目的をとらえよう
抑えておきたいのは、何を目的として外構工事に踏み切るのかです。例えば防犯強化を目的として外構工事をおこなうのなら、塀の設置や防犯砂利などの工事が理想的。また見通しの良い玄関につくりかえることで、侵入者を防ぐことにも繋がるでしょう。
ただ水はけを良くする等の別の理由があるのなら、大掛かりな工事は必要ない事。広さや工事内容にもよりますが、10万円ほどの予算があれば十分でしょう。業者にしっかり見積もりを出してもらい、検討してみて下さい。
