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建設工事には廃棄物処理の届け出が必要!東広島市の例を解説

東広島市は広島県のほぼ中央部にあり、酒蔵などの歴史的な建築物があることで有名です。近年は県全体で建築物の保全や発展に取り組んでいることから、市内でもさらに建設業が注目されるのではないでしょうか。
そこで今回は、東広島市で建設業を行う場合に知っておきたい手続きを紹介します。

私たちの暮らしに欠かせない建設業

建設業は商業ビルや施設、住宅を建てるのが主な仕事です。その中にはとび職などの現場職以外にも、実に多くの人が関わっています。
建設物は、ほとんどの場合人が集まることを想定されて作られています。そのため、耐震に必要な鉄筋工事やコンクリート舗装、ライフラインに必要な配管・電気工事など、さまざまな専門職の力が欠かせません。私たちの安心安全な暮らしは、建設業に支えられています。
その一方で、建設工事では解体などによる廃棄物が必ず発生します。建てて終わりではなく、環境への配慮も仕事をする上で大切な視点になります。

建設工事で大切な廃棄物処理の届け出とは?東広島市の場合

全国の自治体では、建設工事を行う際に廃棄物処理のための届け出が必要です。廃棄物を適切に分別・解体しないと、資源として再利用できなくなるからです。持続可能な社会を守るために大切なことですね。
コンクリートなどの特定建設資材が使われており、工事規模の基準に該当する場合は忘れずに手続きするようにしましょう。詳細な規定はホームページで確認できます。
原則、工事現場の都道府県知事に提出することになっていますが、東広島市は建築主事のいる特定行政庁に指定されているため、市役所が窓口です。

建設廃棄物に関わる届け出をしないと法律違反になってしまう

建築廃棄物の適切な処理に関しては、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」に定められています。特別な理由がない限り、必要な届け出のないまま工事をすると違法になってしまいます。もちろん「知らなかった」では済みませんが、行き違いなどで不備のないように日頃からしっかりと管理しておくことが大切です。
建設業は、資源を守ることで成り立つ仕事でもあります。不法投棄などにならないよう、しっかり規定を確認しておきましょう。