訪問介護の選び方について
広島にある介護施設を始め、訪問介護を承っている所は多くなりました。数が多くなると問題になるのは、どこの訪問介護を受けるかです。もし下手な所に頼んでしまうと、介護者だけでなく身内もひどい目に遭ってしまうのがオチです。
そこで訪問介護の選び方について、ご紹介します。
医療と連携をとっているかどうか？
まず見ておきたいのは、医療と密に連携をとっているかどうかでしょう。介護者の状態によっては、医療行為を進めなければならないこともあるでしょう。しかし医師の免許を持たない介護士に、医療行為は許されていません。例え命に関わる状態であったとしても、資格を持たない人が医療行為をするのは禁止されているのです。
でも医療と密に連携と取っていた場合、万が一のことがあっても対応できるでしょう。万が一のことがなかったとしても、吸引や経管栄養のケアはできます。医療と連携と取っている訪問介護なら、手厚い介護が受けられるのです。
噂を聞いてみる
実際に訪問介護を利用している人から、話を聞いてみるのもありです。口コミに関してはネットで調べることもできなくはないものの、ネット全盛期であってもアナログの力は侮れません。火のない所になんとかとはよく言ったもので、サービス内容が悪い所は悪い噂は出てくるものです。
しかし噂はあくまでも「噂」です。ヘルパーとの相性もあるので、一概に全て信じることもできないのです。噂は「噂」としてとどめておき、実際に利用してから判断しても遅くはないはずです。
介護者本人の希望を聞く
何よりも重要なポイントは、介護者の希望でしょう。繰り返しになりますが、良い訪問介護かどうかは訪問するヘルパーとの相性で全て決まります。どんなにいい噂があるヘルパーであっても、相性が悪ければ最悪です。
まずは「どんな人に来てほしいのか」や、「何を得意としている人が良いのか」などを聞きましょう。そして介護者の希望に合うヘルパーが在籍している施設に、訪問介護を頼むようにして下さい。訪問介護を受けるのはご自身ではなく、あくまでも介護者なのです。
