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親が老いる前に読みたい家族のお金

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まだ親は元気ですが、親の病気が見つかったり親の兄弟が入院したりするタイミングで介護の問題や遺産問題が頭をよぎります。

 

また自分自身も衰えを感じることが増えてきたので今後に備えておこうと思い、老化問題に関するトラブルについてざっくり説明してくれる本を探してみました。

 

 

漫画があって読みやすい

親の老後、自分の老後を考えるのは決して楽しいことではありません。

 

文字だらけの本だと読むのが億劫になりそうだと思ったので、今回は漫画がたくさんあって視覚的に説明してくれる本を読んでみることにしました。

 

 

一番関心のある相続の問題がわかりやすい

若い頃は相続争いと聞くとお金持ちだけの話だと思っていましたが、いろんな経験談を聞くと少額でも揉めてしまうケースが多々あるようです。

 

この本にも8割は5000万以下、1000万以下でも3割以上揉めていると書いてありました。

 

特に分割できない不動産があると兄弟間の交渉が複雑になってくるので、親の不動産はできれば施設に入る時点で手放してほしいと感じました。

 

 

眼からウロコ「片付けが介護を防ぐ」

実家というと大抵ものが溢れているイメージがあります。

私の実家もかなり物が多いのですが、この本には片付けをすることで怪我や要介護になるのを防ぐことができると書いてありました。

 

家の中で転倒して以降、介護になる人は約1割ぐらいいるそうです。

部屋を整理して物や家具が少ない状態にしておけば転倒する確率を下げることができます。

 

片付けておけば親が死んだ時の整理も楽になるので親に片付けをお願いすると同時に自分もこれから物を増やさない生活を心がけなくてはと思いました。

 

 

デジタル終活という考え

なんでもスマホ一つで処理ができる昨今、自分が死んだときにこの契約等はどうなるのかと思ったことがありました。

 

この本では「デジタル終活はまだ道半ばです」とあまりページは割いていませんが、残された子供を困らせないためのヒントが少し書いてありました。

 

 

まとめ

普段はあまり考えたくもない親の老化、介護や遺産の問題ですがこの本を読んでみてとても勉強になりました。

 

遺産相続時の分配についても知識を入れておけば、できるだけ揉めないように準備することができそうです。

 

また親のことではなく自分の老後についても考えさせられました。

自分の子供にできるだけ負担をかけないようにできれば長く健康でいたいものです。

親は元気だけど勉強したほうがいいかな?と思っている方にはとてもお勧めできる本です。
ぜひ読んでみてください。