静岡も介護保険や利用者の自費によって利用できる介護サービスが数多くあります。その中の一つに訪問介護があります。しかし、具体的にどのようなものなのかイメージできないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、静岡でも実施されている訪問介護についてご説明します。
静岡でも行われている訪問介護とはどんなもの？
訪問介護とは、自宅で生活する高齢の方や障害を持っている方に対して、身体介護と生活援助を提供する介護サービスです。身体介護とは体を支えたり、着替えや食事、そして排せつといった日常生活の介助や介護を行うことを言います。訪問介護とは、この身体介護がメインであり、多くの方も訪問介護のイメージとして強く持っているのではないでしょうか。次に生活援助とは、利用者に代わって買い物をしたり、利用者の自室の整理や清掃をしたりといった介護です。ただし、これは介護保険の範囲で厳格にその内容が指定されており、庭で草取りをしたり、自室以外の部屋を掃除したりといったサービスを禁止しています。そのため、利用者が希望する場合は自費の民間サービスを利用する必要があるのです。静岡でもこのような形で訪問介護が実施されているのです。
静岡ではどのような方が訪問介護の対象になるのか
静岡では全員に訪問介護が適用されるわけではありません。具体的には40歳以上の要介護及び要支援と認定された方で静岡にお住いの方が対象になります。一見訪問介護と言えば、65歳以上の高齢者が対象になるイメージがあります。しかし、実際は40歳以上で介護保険を支払っている方も利用可能なので、40歳であっても利用できるようになっているのです。ただし、難病になっていたり、何らかの障害を持っていて自力での生活が困難で、訪問介護を利用しないと生活が成り立たないといった方も訪問介護の対象となります。
静岡で訪問介護を利用すれば住み慣れた場所で生活を継続できる
訪問介護を利用することで、本来であれば転居が必要になってしまう方であっても、住み慣れた自宅で生活を継続できます。そのため、訪問介護を利用することで静岡県内の自宅で生活を続けられるという大きな恩恵を受けられるのです。施設にはいったり、介護に適した場所に転居したりすれば、確かに生活は楽になりますが、住み慣れた家で生活を続ける方が精神的にも快適なことがほとんどです。そういった意味で静岡の訪問介護は重要なサービスなのです。
