自然エネルギーで生活する!eco情報から節約情報まで

私が毎日意識しているエコなことを毎日発信しています

グループホームを利用したい!熊本市で施設を選ぶコツとは

熊本県の県庁所在地である熊本市。人口は70万人を超え、主要都市として発展を続けています。

団塊世代が後期高齢者になる中、市内では介護認定者数が増加。特に認知症高齢者の増加が課題になっています。介護サービスのうち、認知症高齢者やその家族に需要が高まっているのがグループホームです。

グループホームとは?

グループホームとは、認知症高齢者が介護スタッフの支援を受けながら共同生活を送る入所施設のことです。基本的に要介護1〜5の認定を持つ人が対象ですが、場合によっては要支援2の認定を受けた人も利用できます。
認知症の人は新しい刺激や環境の変化が苦手です。グループホームは住み慣れた自宅のような安心感があるので、その人らしい生活を維持するのに最適な環境が整っています。認知症状によっては24時間体制の介護になることも多く、入所することで家族の負担軽減にもつながります。

熊本市内でグループホームを選ぶコツ

熊本市には、県内最多の70件近くのグループホームがあります。これだけあると、どの施設にすれば良いか迷ってしまいますよね。そこで、熊本市でグループホームを選ぶときに確認したいポイントを3つ紹介します。
1つ目は「施設や職員の雰囲気」。本人に合うかどうか、安心して生活を送れるかを判断するのには大切な要素です。施設方針だけでなく、利用者や職員の表情、過ごし方、コミュニケーションの様子で感じることもたくさんあります。見学することで書類だけではわからない情報も得られますよ。
2つ目は「施設設備や管理体制」です。個室や共用空間内の物品や設備、バリアフリーなどの整備がなされているかなど、本人にとって過ごしやすい環境かどうかをチェックしましょう。医療体制や緊急時の対応が明確であることも重要です。施設全体が風通しの良い印象であると安心して入居できますね。
3つ目は「入居費用」。グループホームは介護サービスの一種ですが、入居費や管理費(食事代など)が別途必要です。施設の規模や立地などによっても違いがあるようなので、複数の施設を比較してみるのも良いでしょう。所得に応じた助成もあるので、利用できる制度は申請しておくと安心ですよ。
入居希望の施設には、ぜひ本人と足を運んでみましょう。職員と対面したり実際の様子を感じられるのでおすすめです。

入居希望のグループホームには早めの手続きを

グループホームは地域密着型サービスという特性上、原則住んでいる自治体の施設しか利用できないことになっています。
熊本市は各区にグループホームが充実していますが、需要が高いぶん入居待ちの施設もあるとのこと。グループホームを利用する際は、早めに申込み手続きを進めておきましょう。